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謎深まる [植物]

というわけで、予告通り、アヤメ、ハナショウブ、カキツバタの
見極めです。これはねー、ほんっとに難しい。アイリスとかもある
でしょ。ほんっとにわからないですよ。
「何れ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)」なんて言葉もあるくらい
ですから、昔から区別が難しいって思われているのでしょうね。

そもそも、「あやめ」も「しょうぶ」も漢字で書くと「菖蒲」
それから、端午の節句で菖蒲湯に入れる菖蒲と、花菖蒲はこれまた
別物。ショウブはショウブ科、アヤメ、ハナショウブ、カキツバタは
アヤメ科なんだって。

いろんなサイトで見極め方を勉強したのですが、

●生育地
アヤメは乾燥した土地に育つ。カキツバタは水辺で育つ。
ハナショウブは、その中間。
畑に咲いているのは、アヤメかハナショウブ。

●咲く時期
アヤメが5月上旬、カキツバタが5月中旬、ハナショウブが5月下旬~6月。
ってことは、今咲いているのはほとんどがアヤメか?

●高さ
小さい順に、
アヤメ(30~60cm)、カキツバタ(50~70㎝)、ハナショウブ(80~100㎝)

●葉の形
細長い葉がアヤメ、葉の中央に葉脈がくっきり見えるのがハナショウブ、
幅が広く葉脈が目立たないのがカキツバタ

●花の形
多分、これが一番特徴的なんだと思う。
アヤメ:花弁の付け根に大きな網目模様がある。
ハナショウブ:花弁の根元に細長い黄色い目の形の模様がある。
カキツバタ:花弁の付け根に細長い白い模様がある。

また、花の種類が多いのはハナショウブのようです。
というわけで、見てみましょう。


撮ってきたのはこの2種類


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